魚の骨とは?|小論文得点UPへの最強ツール

こんにちは。
マナビバ福岡塾長 天野貴文です.

今回は”魚の骨[小論文得点UPへの最強ツール]”についてお伝えします。

 

①ソモソモ「魚の骨」とは?

「魚の骨」とは1953年、東京大学の石川馨教授によって考案されたものです。

例えば「何故あの人はモテるのか?」という問いに対して、かっこいいからや性格がいいからなど表面的な回答ではなくて、何があの人をモテさせているのかの深い理由(本質)を導き出してくれるロジックツールです。

これは退職率増加や業績回復など実際の仕事での問題解決としても多く使われているツールです。

何が成功の要因か?そして何が失敗の原因かを明確に「見える化」すること。

それが成長に欠かせないものだからです。

 

②「魚の骨」の使い方

先ほどのお題「何故あの人はモテるのか?」で使い方をご説明します。

・まずはお題を書きましょう。

お題の「何故あの人はモテるのか?」を①の左上に書きます。

 

・お題を書きましたら、モテる要因を②の位置に書きましょう。

・外見

・性格

・特技

・頭脳

などが挙げられると思います。

 

・②のことを③の位置にもっと詳しく書きましょう。

例えば外見といえば

・かっこいい

・清潔

・笑顔が素敵

・すらっとしている

・おしゃれ

などが挙げられると思います。

また性格を挙げると

・周りに優しい

・勇ましい

・ユーモアがある

・一緒にいて楽しい

など挙げられると思います。

 

他も挙げてみると

 

これだけ出てくると思います。

またここには書ききれないものも出てくると思います。

(もっと良い答えがあるのに~という愛のある突っ込みがあるのも百も承知です(笑))

 

このようにモテる理由をいくつか挙げてみると「あの人がモテる理由として」ただカッコイイからや性格が良いだけでない他の理由が多くあることに気づくと思います。

そして外見の中でかっこ良さに自信がなくても清潔感を出そうや笑顔を磨こうなど。

外見以外の選択肢からモテることが分かります。

 

「魚の骨」とはこのように出されたお題に対しての回答を整理し、深く見つめるのに最強なツールなのです。

 

③練習問題

それでは「魚の骨」が実際の小論文の試験にどう使えるか実践してみましょう!

お題はこちらです。

[小学生のインターネット規制についてあなたの考えを述べなさい。]

インターネット使うことが生活の一部となってしまった今のご時世において、世界中の情報に手軽にアクセス出来るようになった良さを持つ一方で、悪質サイトの被害にあったりと悪い面もあるインターネット。

そのインターネットの使用について小学生に対して規制を設けるべきでしょうか?

それでは賛成(規制すべき)の意見から魚の骨を使って整理してみると、

 

このような意見が出ます。

 

また反対意見としては

 

このような意見が出ます。

 

この魚の骨で整理された論点でそれぞれの意見を文章にすると、

賛成意見としては

判断力の不十分さと没頭し過ぎるを小学生の「性格」と捉えて論じています。

 

賛成意見
小学生のインターネットの規制について、私は賛成です。小学生には規制を設けられた上でインターネットを使うべきです。その理由として小学生の「性格」と「教育」の2点から述べます。

第1の「性格」として、小学生の判断力の不十分さと好きなことに没頭し過ぎる点です。インターネットにアクセスした時、どれが良いサイトで悪いサイトなのか?そして検索をして1番目に来ているから検索の答えとして正しいサイトなのか?などの判断力が出来るにはまだ不十分です。また好きなアニメの動画だけを観てしまうなど好きなことにしか没頭せず、夜も寝ずに観続けた結果、朝の学校には寝不足で行けず最悪昼夜逆転をしてしまう恐れがあります。好きなことに没頭するのは悪いわけではないですが、加減の調整は小学生には難しいものです。

第2の「教育」として、小学生が身に付けるべき教育は知識を増やすと共に思考力と社交力を養う教育です。この2つの力を養うのにインターネット内での教育で十分だという意見もありますが、私はそれだけでは不十分だと思います。思考力はある程度養えたとしても、友達同士の実際で行う会話や時には鬼ごっこなど一緒に体を動かしながら身につける社交力はインターネット内の教育では乏しいです。またインターネットは学校や親の保護下の上で行えば、十分に使い方を身につけることができます。

以上より私は小学生のインターネットの使用の規制に賛成です。

 

 

反対意見としては

将来の可能性を狭めるということとこの問題の本質は規制では解決できないの2点で論じています。

 

反対意見
小学生のインターネットの規制について、私は反対です。小学生は規制なく自由にインターネットを使うべきです。その理由として小学生の「将来の可能性」と「この問題の本質」の2点から述べます。

第1の小学生の「将来の可能性」として、インターネットを使うことが当たり前の時代に使わせないことは時代に合わない教育です。インターネットを大人になって正しく使えるようにするためには小学生の頃から積極的に使わせるべきです。それは読み書きと同じ必須のスキルといえます。また使わせないでいると将来の可能性を狭めます。例えば教員から施設などが都会と比べると十分とはいえない田舎の小学生もインターネットがあれば海外の生徒と気軽に交流出来ます。自分の住んでいる地域では触れることが出来ないモノに触れさせることがその子の将来の可能性を拡げます。たとえどの地域にいてもインターネットに自由にアクセスする権利を持ち、自身の可能性を拡げるべきです。

第2の「この問題の本質」として対処したいのは小学生への悪影響です。悪質なサイトへのアクセスそして夜通し観続けた結果の寝不足などは規制が解決できるとは言い切れません。この問題の解決はインターネットとはどういうものかを教える事前教育を充実させることそして犯罪に手を加えた場合は厳罰化するなどしてはいいけないことには罰で対処することです。しかりとした事前教育と罰を設ければこの問題の本質は解決できます。

以上より私は小学生のインターネットの使用の規制に反対です。

 

 

このように2つそれぞれ述べられます。

 

「魚の骨」を使って論点を整理すると読み手にとって読みやすい文章にすることが出来ます。

 

是非活用してみてください。

こちらをクリックすると今回でご紹介した魚の骨のデータをダウンロードすることが出来ます。

皆様の小論文の論点整理のお役に立てたら光栄です。

 

 

まとめ

天野 貴文

「見える化」とは何気ないことなのですが、実はこれをしないがために業績悪化を招く企業があるほど恐ろしい習慣なのです。ひと手間ではありますが、やってみるとやめられなくなります。小論文の論理構成力を高め、得点力を上げる最強のツールです。